私たち株式会社GoFは東京中野の片隅で活動している「マーケティングを主軸に置いたWeb制作会社」です。
各種ホームページ・ECサイト・LPなどなどのWebにまつわる様々なものを制作するところまでは他の制作会社と同じようなものですが、GoFの特色としては制作したホームページなどを「作って納品して終わり」にするだけではなく、その後も「どのように運営してユーザーを集客していくか」までをサービスとして提供しております。
昨今この「マーケティング」という技術体系の中で「SEO(施策)」が占める役割の割合はかなり大きなものになってきている。と、言うよりも「様々な要因でSEOという言葉がマジックワードとして独り歩きしてしまっている」様に感じております。
例えば現在(2025年6月11日)「マーケティング」「Webマーケティング」「SEO」という三つのKWの検索ボリュームを調べてみるとそれぞれ「40500」、「12100」、「49500」という数字が出てきます。本来この三つのKWの関係は「マーケティング」>「Webマーケティング」>「SEO」の順に並んでいて欲しいものですが、「SEO」というKWが突出しているのが良く解ります。
この現状が生まれた要因は
・「SEO」という言葉のキャッチーさ
・「マーケター」が手軽に扱えて、”成果”を謳いやすいモノであった
あたりにあったのではないかと思いますが、とまれこの「SEO(施策)」という概念に対する過剰な期待がこれ以上「マーケティング」に対する誤解や「中身のないSEO業者・施策の横行」を生まないよう、クライアント・ユーザーがより良いサービスを受け取れる環境づくりの一助になれば幸い、ということで弊社GoFの{マーケティング・SEO}ポリシーを明らかにしておきたいと考えております。
GoFにとって「マーケティング=何がしかの組織自体もしくはその組織が提供するサービス・物品をより多くの市場に浸透させやすくするための技術体系」であり、「Webマーケティング=上記技術体系の内Webに関わる範囲」さらに「SEO=Webマーケティングの中でも特にGoogleをはじめとする検索エンジンに関わる範囲の技術体系」です。
なので、私たちのもとに何がしかの相談が来た際に、提案する施策が「SEO(施策)」だけ、ということにはほとんどなりません。私たちは「マーケティング施策」というモノを「最大限取りうる選択肢の中で限られた予算とのバランスを取って、最も費用対効果が良い状態を作る環境整備技術」のようなものだと定義しているからです。
また、私たちがクライアントと直接会話をする際にお伝えしている大事なことは、「上記のようなマーケティング施策」はあくまでも私たちがクライアントの状況をヒアリングした上で「私たちがロジカルに導き出した最適だと考える状態」なのであって、これが「唯一無二の正解ではない」ということ。
要は「GoFが提供するサービス=マーケティングという技術体系に則った上で練られたGoF社員の思考方法とそこから生み出され続ける施策である」ということであり、これ自体はどこのマーケテイング会社も(”SEO業社”も)同様のはずで、本来であればその「思考方法」に納得・共感した上で提案を実行し、その結果のフィードバックを受けて所謂PDCAを回していく、というのが本来あるべき姿でしょう。
が、なかなか現実世界においてこの理想的な関係を構築するということは難しいもので、1発目の提案から”成果”を出しておかないとクライアントから見限られてしまうこともしばしばあります。そういった近視眼的な評価に対する防衛策として「SEO(施策)偏重」の業者が増えたという側面があるのではないかと考えているのですがこの話は長くなるのでいずれまた。
ともあれ私たちGoFにとって、{マーケティング・SEO}はクライアントの要望を叶えるための技術の一つにすぎず、それ以上でも以下でもないということを理解していただければ幸いです。
そもそも現代の「Webマーケティング」というものは「インターネット」という情報ネットワークの中に存在するトラフィックの奪い合い、またその結果経年によって増減する権威性の高さ比べのマラソンのようなものです。
そしてその「トラフィック」を生み出す入り口が「Google」をはじめとした「検索エンジン」であり、検索エンジンの開発会社たちは各社なりの「検索ユーザーの理想的な検索体験」を実現するために検索エンジンの挙動を日々アップデートしています。
その「意図」に沿うことでユーザーの求めるもの(と検索エンジンが考えているもの)を作り、高い検索順位を獲得して、結果多くのトラフィックを獲得する、というのが「SEO」の本質。
f
なのですが、「(検索エンジン開発者という)人間が人間の思考をプログラム化する」際の不完全性が「脆弱性」を生むこともあります。「被リンク数を稼ぐために中身のないダミーページを作りまくってリンクしあう」だとか「文章がおかしくなってもとにかく文中にKWを入れこむ」だとか今考えると愚かな行為の様に思いますが、こんな施策でも一定の効果が得られた時期も実際にあったのです。
誤解を恐れずに発言するなら、私たちはこういった「ハック」を善悪で判断するつもりはありません。結果クライアントの利益になるのであれば、そういった施策をうつのもやぶさかではない。の、ですが、長期的に見ると検索エンジン開発会社たちの「意図」に愚直に沿うことのほうがメリットが大きいことが多い、とは考えております。
なのでGoFの提案する施策は「基本的には検索エンジン開発会社の『意図』に沿うことを目指しつつも、その瞬間に有効であるならば『ハック』も使用していく」という方針で提供されます。
少し壮大な話になってしまいますが、私たちは「インターネット≒人類の集合知」が人類自身にとって最強のエンターテインメントメディアになればいいなと考えております。エンターテインメントと言っても「お笑いや(広義の)ポルノ」だけではなく人間の好奇心を満たす大きな器であって欲しい、という意味です。
おそらく世の検索エンジン開発会社の「意図」もコレと遠からぬところにあると考えているのですが、お金も人的リソースも豊富に持っているはずの大企業が「お得な情報〇〇選」みたいな使い古されすぎて中身も希薄なコンテンツで、ただただオールドタイプな政治家のように名前を連呼し続けてユーザーとの接触回数を増やすような「思考停止」を止めて、もっとマッチョで文化的意義の高いコンテンツをもって競い合い、その結果としてユーザーから正当な評価を受けて多様なブランドが形成されていくような、そんな世界観を目指しております。
吹けば飛ぶような小さなWeb制作会社の、小さな小さな独り言のような夢ではありますが、こんな私たちの掲げる{マーケティング・SEO}ポリシーにご賛同いただけるクライアント様の益々のご発展の一助になっていければこれ幸い、ということで株式会社GoFの{マーケティング・SEO}施策をお求めの方はこコチラから。お気軽にお問い合わせください。